万が一緊急事態が起こった場合、到着時間が短い方がダメージを最小限に抑えることができます。
セコムとアルソック、どちらが到着時間が早いのか?
結論を先に言いますと、自宅周囲の施設や飲食店でよく見かける防犯シールは、セコムが多いのか?アルソックが多いのか?で決めましょう。
セコムとアルソックはサービス内容や規模がかなり似ているため、ライバル意識が強く、縄張りのようなものがあります。
例えば自宅周辺でセコムのシールを多く見かける場合はそこはセコム地帯なので、セコムの待機所が近くにあり、ガードマンも多く常駐している可能性が高くなります。
そのため到着時間も早くなります。
セコムもアルソックも、待機所の場所はサイト上には公開していません。
資料請求をして見積もりする際に、担当者の方にこっそり聞けば教えてくれます。
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では、セコムとアルソックの到着時間や出動料金について詳しく比較していきたいと思います。
警備員の到着時間
法律上は25分以内
実際は5~15分が目安
警備業法によって、通報から25分以内に現場へ到着するように定められています。
”盗難等の事故の発生に関する情報を受信した場合は、25分以内に警備員を現場に到着させることができること。”(出典:警備業法)
なお、交通の便が悪い指定エリアなどの場合は30分以内までの到着として緩和されていることがあります。
セコムやアルソックで出動要請があったときには、5〜15分以内で到着することが多いです。
泥棒の侵入にかける最長は5分、犯行にかかる最短が5分というデータがあり、多くの泥棒は犯行の全行程に5~15分の時間を要するとされています。
つまり、センサーで不審者を感知してから、警備員が到着するまでの時間が5-15分以内であれば、その犯行を防げる可能性が高いということです。
到着時間は、警備員の待機所から自宅までの距離や交通状況によって変わります。
出動拠点数の比較
SECOM(セコム):全国約2,800ヶ所
ALSOK(アルソック):全国約2,400ヶ所
業界最大手だけあってSECOM(セコム)の出動拠点の方が多いですが、自宅近くの出動拠点がセコムとは限りません。
まずは自宅周囲の施設や飲食店でよく見かける防犯シールは、セコムが多いのか?アルソックが多いのか?を確認し、どちらの管轄地区なのかを見分けましょう。
セコムもアルソックも、待機所の場所はサイト上には公開していません。
資料請求をして見積もりする際に、担当者の方にこっそり聞けば教えてくれます。
出動料金はセコムもアルソックも無料です。
SECOM(セコム)の出動料金
ホームセキュリティの月々の契約料金に含まれているため、警備員の出動料金は無料です。
ALSOK(アルソック)の出動料金
アルソックは、センサーが異常を感知しガードマンが駆けつけた場合の出動料金は無料です。
ただし、ご依頼により駆けつけた場合は、1回につき「3,000円(税別)」の出動料金がかかります。